歯科医師  田中 啓太先生(たなか歯科医院|福岡県宗像市)インタビュー

    歯科医師  田中 啓太先生(たなか歯科医院|福岡県宗像市)インタビュー
    たなか歯科医院
    田中 啓太先生

    東郷駅から徒歩6分のところにあるたなか歯科医院。個室のカウンセリングルームがあり、生活習慣など患者さんの背景も含めてお話をされています。

    院長先生をはじめスタッフ同士の信頼関係を感じられたのですが、院長である田中先生が月に一回面談をしているそう。連携を取り、患者さんを温かく迎えてくれます。

    親しみやすい印象の田中先生に、歯科医師として大切にしていることを伺いました。

    患者さんと長く付き合っていける歯科医院でありたい。予防にも力を入れています

    歯の教科書 編集部
    歯の教科書 編集部

    診療のモットーや大切にしていることを教えてください
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    田中 啓太先生
    患者さんと長く付き合っていける歯科医院でありたいと考えております。長い付き合いになれば、年齢による変化や考え方の変化が出てきますよね。そのタイミングで適した処置を行うことができます。

    長く付き合っていけるためにも、患者さんとの信頼関係を大切にしています。初めて来院された方には、まずその方について知るためカウンセリングルームでお話をし、お口に関わることだけでなく考え方や生活背景まで聞いています。

    そして患者さんの情報はスタッフ感で共有しています。お口の情報はもちろん、悩んでいることや些細な会話、家族構成なども共有することで、どのスタッフが担当しても患者さんに寄り添った診療を行うことができます。

    歯の教科書 編集部
    歯の教科書 編集部

    力を入れている治療、得意な治療は何ですか?
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    田中 啓太先生
    得意なのは歯科口腔外科です。大学病院でもメインで学んできました。複雑に生えた親知らずの抜歯やインプラント治療にも対応できるので、お悩みの方は気兼ねなくご相談ください。

    また勤務医時代に予防歯科の大切さを実感しました。虫歯治療をした患者さんが数ヶ月後にまた虫歯治療で来院される、ということが少なくなかったのです。それは治療したら来なくなるからなんですよね。治療が終わっても放置すると再発のリスクが高まります。それを実感して自分が開業したら予防に力を入れようと考えておりました。第一は治療をしなくていい状態を、メンテナンスで維持することが理想ですね。

    歯の教科書 編集部
    歯の教科書 編集部

    噛み合わせについてお聞かせください
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    田中 啓太先生
    噛み合わせもお口の健康にとって重要です。お口だけでなく全身の健康に関わる分野でもあります。肩や首の不調なども噛み合わせに原因があるケースも少なくありません。そのため問診票にも肩や首の様子を聞く欄を作りました。

    顎の状態は全身のバランスを維持するために大切な部分なので、三次元的に見ながら正しい位置に誘導しています。

    歯の教科書 編集部
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    スタッフ同士が団結力を感じました。配慮していることはありますか?
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    田中 啓太先生
    月一回個人面談を行っています。年始には個人の目標をたて、達成するために今月はどうしようか、などを話し合います。

    また各自日記を持っていて、私と交換日記のようなやりとりもしています。悩んでいることや要望も把握しやすいので、解決策を提案できることもあります。月に1度のミーティングでは良かったことと悪かったことを発表し、悪かったことに対して具体的な行動計画をたてます。私に対する意見もどんどん受け付けています。

    このようにコミュニケーションを大切にしていますね。

    田中 啓太先生の経歴

    ・1964年北九州市生まれ
    ・1990年3月九州大学歯学部 卒業
    ・1990年4年産業医科大学病院歯科口腔外科 入局
    ・1995年たなか歯科医院 開業
    ・現在に至る

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    執筆者:歯の教科書 編集部

    執筆者:歯の教科書 編集部

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