歯科医師 江田 昌弘先生(えだ歯科医院|神奈川県相模原市)インタビュー

    えだ歯科医院
    江田 昌弘院長

    えだ歯科医院は、1967年に小田急相模原駅周辺に開院し、歯科診療を通して地域の健康をサポートし続けています。特に歯周病治療に力を入れ、患者さん自身の歯を守るよう取り組んでいます。

    平日は夜20時までの夜間診療に対応、さらに駅チカという立地など、通いやすさも魅力です。

    日本歯周病学会認定「歯周病専門医」の資格を持つ江田先生に、行っている歯周病へのアプローチ方法や歯科医療へこだわりについて伺いました。

    日本歯周病学会認定「歯周病専門医」の資格を活かし、患者さんのお口の健康をお守りします

    歯の教科書 編集部
    治療方針、理念をお聞かせください
    江田 昌弘先生
    当院では患者さんとのコミュニケーションを大切にしています。特に初診時はお互いのことを知りません。患者さんによっては自身のお口に関心をもっていない方もいるでしょう。

    そこでていねいなヒアリングと治療説明を行い、患者さん自らお口への健康意識を向上できるよう取り組んでいます。またアットホームな雰囲気のため、些細な悩みごとでも気兼ねなく相談していただきたいと思っています。

    またいつまでも自身の歯で食事を楽しみ続けられるように、トラブルを未然に防ぐ『予防歯科』にも注力しています。

    歯の教科書 編集部
    歯周病へのアプローチ方法について教えてください
    江田 昌弘先生
    歯周病は自覚症状がほとんどないまま進行するため、気づいたころには重症化していたというケースも少なくありません。重症化すると歯を失うリスクもあるため初期段階から治療を受けることが大切です。日本歯周病学会認定「歯周病専門医」の資格を活かし、患者さんの歯をお守りするよう取り組んでいます。

    初期段階の歯周病に対しては、スケーリングで歯と歯茎の隙間に付着した歯石を除去します。

    さらにブラッシング指導やデンタルグッズの使い方をお口の状態に合わせてアドバイスしています。歯間ブラシはその場でお渡しするので、ぜひセルフケアにお役立てください。

    重症化している歯周病に対しては外科的処置が必要となりますが、その場合も当院で対応できます。可能な状態であれば再生治療を行い歯が強くなるようフォローを行っています。

    いずれにせよ早い段階の受診が大切なため、自覚症状の有無にかかわらず定期検診の受診を推奨しています。

    歯の教科書 編集部
    わかりやすい説明にためにどのような工夫をしていますか?
    江田 昌弘先生
    当院では、治療全体の説明に加え、その日に行う処置についてもお話したうえで治療に進んでいます。

    全体の説明だけでは治療のイメージをつかめていない患者さんもいるためです。説明する際には馴染みのある言葉を選ぶほか写真など視覚情報も用いています。

    不明点が残ったまま治療に入ることのないよう心がけているので、患者さんも不安に感じたことがあれば気兼ねなく質問してください。

    また、治療前後の写真を撮影しているため、患者さんに変化をお見せすることもできます。実際に目で見ることで、治療へのモチベーションにつなげていただきたいと思っております。

    江田 昌弘先生の経歴

    1992年 日本大学 歯学部 卒業
    1996年 日本大学 大学院 歯学部 修了
    1996年~1999年 日本大学歯学部 保存学教室
    歯周病学講座 入局
    1999年~2000年 新宿センタービル歯科 勤務
    2000年~2002年 宗正歯科 勤務
    2002年~2004年 むとう歯科 勤務
    2004年 えだ歯科医院 開業
    現在に至る

    取得資格・専門医資格

    日本歯周病学会認定 歯周病専門医

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    執筆者:歯の教科書 編集部

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