歯科医師  来島 孝晴先生(きじま歯科クリニック| 山口県美祢市)インタビュー

    きじま歯科クリニックは、山口県美祢市で歯科診療を提供する歯医者さんです。バリアフリー設計や、20台分の広々とした駐車場など、誰でも通いやすい環境が整えられています。

    院長の来島先生は、「再発の少ない治療」をモットーに掲げていらっしゃいます。患者さん一人ひとりと向き合う姿勢からも責任感の強さを感じられました。

    この記事では来島先生が歯科医師として大切にしていること、治療へのこだわりなどについて伺いました。

    再発の少ない治療がモットー。一人ひとりに向き合いオーダーメードの診療に取り組みます

    歯の教科書 編集部
    診療のモットーや大切にしていることを教えてください
    来島 孝晴先生
    できるだけ長持ちさせられるような、再発の少ない治療がモットーです。一つひとつの処置をていねいに、責任をもって取り組んでいます。

    患者さんにも伝わるもので、「前にやった治療は2年くらいしかもたなかったけれど、先生のところでやったらずっと調子が良い」という声をいただくこともあり、励みになっています。

    歯の教科書 編集部
    初めて受診される方に配慮していることはありますか?
    来島 孝晴先生
    どういう風な治療をしてほしいか、結果的にどうなりたいかなどの要望をしっかり聞いています。同じ症状を訴えていても、患者さんによって求めることはさまざまです。「なるべく痛くないように」「費用を抑えたい」「何でも噛める丈夫なものを」など、一人ひとりにあわせオーダーメードの治療ができるよう問診を通して向き合っています。

    また、わかりやすい説明も心がけています。馴染みのある言葉やイメージしやすい絵・写真を使って伝え、わからないことがあれば気兼ねなく質問できるような雰囲気も大切にしています。

    歯の教科書 編集部
    今後の展望についてお聞かせください
    来島 孝晴先生
    歯周病というのは感染者数がとても多い疾患であり、治りにくいという特徴もあります。そのため歯周病の治療にもっと力を入れていきたいと思っております。

    そして歯周病が全身疾患にもつながるということを多くの人に知ってほしいですね。歯周病のリスクを広め、お口への意識を向上させたいと思っています。

    歯の教科書 編集部
    どのようなスタッフが働いていますか?
    来島 孝晴先生
    スタッフは明るい方ばかりで、楽しみながら働いてくれています。そういった雰囲気は患者さんにも伝わるのではないでしょうか。

    定期的に行うミーティングでは、私が一方的に話すのではなくスタッフ一人ひとりに向き合い、主体的に動けるようなアドバイスをしています。誰でも、得意分野と苦手分野があるのはあたりまえですよね。そこをスタッフ同士で分担し、フォローし合いながら働いてくれているのでとても心強いです。

    来島 孝晴先生の経歴

    1992年 松本歯科大学 卒業
    1992年~1995年 じぬし歯科医院 勤務
    1995年~1996年 医療法人 鳥羽歯科医院 勤務
    1996年 きじま歯科クリニック 開院
    2004年 医療法人社団 玄晴会 設立
    現在に至る

    執筆者:歯の教科書 編集部

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